ビタミンC誘導体ってビタミンCとは別物?違いと種類をまとめました

「美容に必要な栄養はビタミンC」、これはけっこう昔から知られている情報だと思います。

現在33歳の私も、小学生の頃からニキビがひどく、当時好きだった男の子から、「痛そうだね・・・。●●●って商品が良いらしいよ!」とおススメしてもらうくらい炎症と化膿がひどかったんです。
悩んでいたけど、さらに肌荒れがひどい事を自覚させられ落ち込み色々調べて、「ビタミンCは肌にいいんだ!」と最初にサプリメントを購入したのはビタミンCとビタミンBだった気がします。

ニキビがおさまったらニキビ跡が気になって、日焼けをしたらシミになるのが怖くて、調べるたびに出てくる言葉「ビタミンC」。
だから、「ビタミンCは美容に良い。」って事がかなり頭の中にあります。
名前にそのままついているので、なんとなく良いものだと思って使っている「ビタミンC誘導体」。
「誘う」、「導く」って言葉が付いているので浸透力が高いのかな?って気持ちで使っていました。

33歳になった今、これからの自分の肌と体が心配なのと、使うなら効果のある良い物を使いたいという気持ちでいっぱいなんです。
化粧品は肌質により効果があるかないかが決まってくるとは思うのですが、効果や性質を知ることで悩み解決の近道になることはあると思うので、お気に入りを探しあてるために、「なんとなく」ではなく調べてみる事にしました。

ビタミンCは、効果があるけど吸収されにくい成分だった

ビタミンC(L-アスコルビン酸)は、皮膚や腱、軟骨などの結合組織を構成する、コラーゲンというタンパク質の合成に不可欠なビタミン。
ビタミンCは皮膚や骨の健康を維持したり、傷を治したりするために欠かせない成分です。
人間は体内でビタミンCを生合成することができないので、日々の食事から摂取しないといけません。
でも、ビタミンCは壊れやすいことや代謝されやすいことから、充分な量のビタミンCを食物から摂ろうとすると1日の必要量の3倍もの量をとる必要があるといわれています。
ビタミンCは体内のあらゆるところに必要なビタミンなので、ほとんどが脳や肝臓などの臓器で使われてしまいます。
さらに皮膚は面積が広いため、食事やサプリメントからでは、皮膚に充分な量のビタミンCがいきわたることはないんです。

肌に効果を期待するなら、肌には直接ビタミンCを塗ることが一番効果的な方法です。
でもビタミンCは非常に不安定な成分のため、化粧品に入れてもすぐに酸化してしまい、「効果があるのに使えない」という研究者泣かせの成分だったんです
そして、ビタミンCそのものは角質層のバリアを突破することができず、皮膚に浸透することができないんです。

ビタミンCは、血行改善・シミ予防・くすみ予防・毛穴引き締め・皮脂の抑制などの美肌効果があるのに、口から摂取したら肌に行きわたりにくい。
皮膚に塗りたくても壊れやすく、化粧品に配合するのは難しい物だったんですね。

ビタミンC誘導体は、ビタミンCを使いやすく浸透しやすくした成分

ビタミンCは、そのままだと刺激が強かったり、持続性が低かったりと、化粧水に配合するには安定性が低い成分です。
それを解決するために、ビタミンCの構造を変えることによって安定化させたものがビタミンC誘導体です。
ビタミンC誘導体は化粧品として使いやすくしたもので、肌への浸透も良く、中には油に溶けやすいものもあり、クリームなどのような油性の化粧品に配合することもできるようになりました。

ビタミンC誘導体は強い抗酸化力で美肌の大敵「活性酸素」の発生を抑え、皮膚の抗酸化作用を高めます。
そしてメラニン色素の生成を抑制し、さらに新陳代謝を高めて、シミやくすみの改善に効果が期待されます。
コラーゲンの生成を促進する効果もビタミンCの特徴です。しわやはりの改善も期待されます。

化粧品に配合できないビタミンCの弱点を克服して、化粧品に配合できるようにした成分がビタミンC誘導体って事ですね。

ビタミンC誘導体の種類と効果の違い

ビタミンC誘導体とは、主に水溶性、脂溶性、新型の3種類に分けられます。

【水溶性ビタミンC誘導体】

元々壊れやすく吸収率も低いビタミンCを、リン酸と結合させることで皮膚への吸収率を高めて効果を持続させ、ビタミンC本来の特性を生かせる状態に改良したものです。
水溶性ビタミンC誘導体は水に溶ける性質なので、化粧水などによく配合されています。

水溶性ビタミンC誘導体の特徴は即効性で、短期間で皮膚に吸収されて、ビタミンC本来の効果が期待できます。
水溶性ビタミンC誘導体の種類は

  1. リン酸アスコピルマグネシウム(APM)
  2. リン酸アスコビル酸3Na
  3. リン酸アスコルビル酸ナトリウム(AP)
  4. リン酸アスコルビルナトリウム」(APS)
  5. アスコルビル酸グルコシド(AG)
  6. アスコルビン酸硫酸2Na

などがあります。

特にリン酸アスコルビルマグネシウムは、短時間で肌に浸透するため、即効性が高いとのことでした。
肌荒れや毛穴の気になる方におススメの成分らしいので、お悩みの中の方は成分表を確認してみると良いですね。

【脂溶性ビタミンC誘導体】

脂溶性ビタミンC誘導体は油に溶けるので、クリームやジェルとして化粧品に含まれることが多いようです。
脂溶性ビタミンC誘導体は、肌への刺激が少なく真皮まで浸透するために、メラニンの生成を抑制し排出を助け、細胞を活性化させて新陳代謝を促進する効果が期待できます。
特に敏感肌・乾燥肌の方や、大人のトラブル肌の改善に有効なビタミンC誘導体です。
水溶性に比べて即効性はありませんが、水溶性ビタミンC誘導体よりも皮脂膜や角質層への吸収率が高いという性質があります。
高い濃度でも刺激が少なく安定性にも優れているなどの特徴も持っています。
また効果の持続性も水溶性ビタミンC誘導体に比べて高く、保湿性も高いので肌を乾燥から守る効果も期待できます。
脂溶性ビタミンC誘導体の種類は

  1. テトライソパルミチン酸アスコビル(VCIP)
  2. ステアリン酸アスコルビル

があります。

特に気になったのがテトライソパルミチン酸アスコビル(VCIP)、VCIPの最大の特徴は長時間(48時間程度)皮膚内で効果が持続することなんです。
紫外線による酸化ストレスをやわらげて、透明感をアップしてくれる働きがあって長時間持続は頼もしいですね。

【新型ビタミンC誘導体】

水溶性と油溶性の両方の性質を持っていて、水にも油にも溶けるので、ローションや美容オイルにも混ぜることができます。
水溶性ビタミンC誘導体の特徴「即効性」と、脂溶性ビタミンC誘導体の特徴「真皮への浸透力」をあわせ持ち、肌への刺激や乾燥の心配もなく、美白効果はもちろん、長期間使用することによるしわやハリの改善などのアンチエイジング効果も期待されます。
美容皮膚科や医療機関でも注目されているほど、高い効果と低刺激を両立させた成分なんです。
新型ビタミンC誘導体は

  1. パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(APPS)
  2. イソステアリルアスコルビルリン酸2Na(APIS)

があります。

APPSは、従来の水溶性や脂溶性のものよりも10倍から100倍以上、イオン導入を行わなくてもつけるだけで肌にすばやく浸透することができます。
外用塗布で真皮まで浸透するAPPSは真皮でビタミンCに活性化し、コラーゲン合成で重要な役割を果たします。
脂質にも水分にも良くなじみ角質層への浸透力にも優れ、その浸透力は水溶性ビタミンC誘導体の100倍とも言われているほどです。
保湿力を高めて皮脂分泌を抑制し、細胞の奥まで浸透し活性酸素の除去、皮膚を活性化しコラーゲンの合成を促進、肌本来の働きを取り戻すなどの効果が期待できます。
乾燥からくるニキビ肌の改善効果も期待されます。

高浸透ビタミンC誘導体APIS(イソステアリルアスコルビルリン酸2Na)は、APPSより後ににつくられた両親媒性ビタミンC誘導体です。
ビタミンCに、イソステアリルリン酸を結合させて安定性を高めたビタミンC誘導体で、浸透性に優れ、皮膚内に豊富に存在する酵素「フォスファターゼ」ですばやくビタミンCに変換されます。
APPSより後に作られたためか安定性があり、APISの浸透力はAPPSの2倍、従来のビタミンC誘導体と比較して200倍もの浸透力があります。

新型がきになってしまったのは、新しい物好きの私だけではないはずです!(笑)
化粧品には使用感と使い心地を求めてしまうものなので、やっぱり何倍も効果があるよって言われると気になってしまいますよね。
日々、いろんな会社がより良い成分を作ろうと努力した結果で種類もかなり多くなってきました。
水溶性は種類が豊富ですね、乾燥・敏感肌の方に合うようなさらに良い成分も出てきそうですね。

ビタミンC誘導体の副作用・毒性はあるか?

副作用と毒性について調べてみたところ、毒性は特にないみたいですが、副作用として「肌質によっては刺激を感じる事がある」ということだけ出てきました。

ビタミンC誘導体は、メラニンの生成をおさえながら新陳代謝をアップしてメラニンの排出を助け、色素沈着の改善を促します。
また、皮脂分泌のコントロールや肌をなめらかにする効果など、ざらざら肌・オイリー肌・にきび肌から大人の肌ケアにも効果が期待されます。
でも皮脂の分泌を抑える作用によって乾燥しやすい肌になったり、敏感肌の人には逆に乾燥しやすくなったり、また、刺激を与えてしまうこともあるようです。
特に乾燥肌、敏感肌、炎症のある肌の方は使用する時に注意が必要で使用前にパッチテストをすることがおススメです。
乾燥肌の人は、セラミドやヒアルロン酸、コラーゲンなどの保湿成分が一緒に配合されている商品があるので購入時にチェックしてみるのが安心できて良いのかなと思います。
敏感派の方は、敏感肌用のビタミンC誘導体配合商品も発売されているので「敏感肌でも使える」の記載があるか、検索して購入するのが良いですね。

どの化粧品でも、合う・合わないはあることなので、個人的には「すごい副作用だじゃないな」って印象でした。

ビタミンC誘導体とビタミンCの違いを調べてみて

化粧品の成分も日々増えていて、乾燥+花粉や女性周期でゆらいでしまって敏感肌な私にはありがた効果の成分が増えてきました。
なんだか昔使っていた美白商品で「乾燥するような気がする?」、と思っていた謎も解明できてスッキリしました。
成分をくわしく覚えられなかったり、ど忘れしても「乾燥しやすいからクリームを買おう」ってざっくり覚えて買い物をするだけでも化粧品迷子になって買いあさって、合わなかった化粧品の山を作らずにすみそうです。
昔から色白の方に憧れていた色黒ですが、新陳代謝も悪くなったことなので悩み解決のためにも調べてみて良かったと思います。
10代20代のお若い方は美白やニキビ跡のために、30代以上の方は新陳代謝を高めて透明感のために自分にあったビタミンC誘導体を探して悩みを解決して、みんなで輝く毎日を送りましょう♪